2005年01月28日

福澤一座

チラシ・チケット


『Dr.TV 汐留テレビ緊急救命室』
作:福澤朗
演出:成井豊+福澤朗
場所:サンシャイン劇場

日本テレビの福澤アナウンサーが立ち上げた劇団の第2回公演。
この公演は、演劇集団キャラメルボックス全面バックアップのもと行なわれてます。
なので、キャラメルボックスの役者さんも4人出演されてました。

<生きた言葉>がテーマでした。
     誰に向かって
     何を伝えようとしているのか
     言葉は届いているのか
     気持ちは届いているのか
・・・役者にも言えることですよね・・・
対象がないと言葉はふわふわ彷徨ってしまいます。
稽古場でも
「あ、言葉が飛んでる」
なんてことがたまに。
共演者にちゃんと伝えなければ会話は成立しません。
そして、観に来てくださったお客様に伝えられなければ芝居になりません。
それは劇団の自己満足。
稽古場では演出が客席側で芝居を観ますが、役者の意識的には
「この演技どうですか?」
なんて不安な思いだったり,ほかの事だったり・・・etc
常に客席にいるお客様のことも考えないと、劇場入りして痛い目にあいます。

福澤さんの伝えるためのパワーはすごかった!
台本に伝えたいことが明確に出てたし、福澤さんのセリフのパワーもすごい。
どこかに所属している人が、所属先の悪いところ・いけないところを書く。
この場合、たいていネタのような流れか、いやみだけで終わっていくパターンが多い気がします。
でも、福澤さんの話にはあたたかさがありました。
・・・まだまだ公演中なので「あーだこーだ」と書きませんが、
森麻季さんが良かったです。
福澤さんと前田綾さんの掛け合いも面白かったです。
posted by さち at 01:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック