2014年12月08日

真面目な話

ちょっと真面目な役者のお話。

衣裳案を持って行くのも役者の仕事だと思うの。

いざ、衣裳合わせの時、特に衣裳さんがいない現場の時、ノープランの役者さんに会うと「この人は本番へどんな予想図で稽古してるのか?」と思ってしまう。

 

あたしは外見(あえて「そとみ」と読みたい)から作るタイプだからかなぁ〜

気になっちゃうんだなぁ〜

 

ノープランでも本番が予想できる方ももちろんいらっしゃる。

立ち振る舞いをみると想像できる。

でも、ジャージでやんちゃな動きをしてる人を見ると残念な気持ちになる。

 

人のこと言えない部分もある。

多分、今回の役はもう少し痩せてた方が良かったと思うし。

すっごく前に参加した演出さんに言われたのは

「あなたはこういう役なのだから、ちょっと体型を考えなさい」

間に合ったかどうかはわからないけど応えました。

だから、それから舞台を観に行った時、特にヒロインや可愛い設定なのにその言葉に似合ってない人を見ると悲しくなる。

 

セリフや気持ちが見えることも大事だけど

見た目も大事よ。

そこから見える立ち振る舞いも

それが人を表現していって

言葉にもつながる。

もちろん、逆の考え方もある。

言葉や考え方、そこから派生していく見た目。

つまり、トータルを見ていかなければ。

 

…と思う。



posted by さち at 11:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 稽古日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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