2005年09月21日

Project JUVENILE

『EDEN SIZE
〜神様の気まぐれでつくられた、ちっぽけな箱庭(らくえん)〜』
作:哉村蒼樹
演出:周防彰
場所:東演パラータ

今年6月の劇団ハコビヤの公演にお手伝いに来ていただいた
夢のミルクこうじょうの古川さんが客演されてました。
彼女はシンのある、ボーイッシュな快活な人です。
今回の役はクールな女刑事さん。
芝居に対するまっすぐさを感じました。
次はぜひ、本公演を観てみたいと思いました。

パラータは難しい劇場です。
舞台上は天井が高い。
しかし、客席は上に張り出したブースがあって天井が低い。
舞台と客席の間に壁を感じます。
芝居が上に飛んでいく感じがします。
去年の8月にパラータで芝居をやりました。
自分のときはどうだったんだろう?
ちゃんと届いていたのだろうか?
パラータで芝居を観るのは5回目。
今回のと前回のはあまり芝居に集中できなかった。
(制作的立場・演出的立場で)使い手として冷静に見すぎたのと、
吉祥寺シアターを見てしまったからかもしれない。

芝居の事に触れましょう。
全体的に体形が気になりました。
あと、踊らなければとも。
空間を埋められない、本人達にとってマイナスな振りはやめた方がいいと・・・
元ダンサーという役がありました。
しかもトップレベルだったという設定。
それもあまり・・・
設定を変えてあげればいいのに・・・
向上も必要だけど、妥協も必要・・・って間違ってますかね?
テレビネタで笑わそうというのはいかがだろ?
ゲイという役がありました(テレビネタはそれでレーザーラモHGのネタを使った事)。
ストーリー的にはゲイでなくともいい役。
登場のたび、他の役にホモと呼ばれ、
そのつど自分はゲイだというやりとりが入る。
「しつこいよ」
と思った。
しかも必要のないやりとりだから余計に思う。
普通にうまい人だし、
そんなことしなくても面白い事できそうな役者さんに見えたんですがね。
アクションが段取りになっていたのも気になりました。
あと、音響が安っぽく感じました。
スピーカ、どこに置いてたんだろ?
音響さん、客席に座って音を聞いたのかな?
スカスカでした。
たぶん、ブースにはばっちり聞こえてたんだろうなって感じでした。

と、たくさん思ってみました。
うん、いろいろ勉強になった!!
こんだけ思ったんならアンケート書いてくれば良かったなぁ・・・
ぬぬぅ〜
posted by さち at 03:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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