2005年04月28日

少年社中リバイバル

チラシ

『アトランティス』
作・演出:毛利亘宏
劇場:中野ウエストエンド
(4月15日観劇)

ENBUゼミ成井クラス3期生の井上さんと、
玄舟塾で一緒に稽古をしている麻里さんが出演されてました。
今回主役の森大さん、
公演を重ねていく度いい役者さんに成長されてて、今後もたのしみですっ
『イエロー』のときもいい役もらってたし
あ、『イエロー』で思い出したっ!
出演されてた役者さんが観に来てましたね。
相方さんとその時役者さんがやられてたネタを口ずさんでいました。

客席は超満員!
一番混んだ日はどうされたのかなぁ。

新学期スタートという季節にあった、パワーのあるお話でした。
あ、井上さんは井上さんらしい感じでした
麻里さんは演武会のお芝居とはガラっと違う感じで、
あたしは今回のほうが好きでした。
ただ、もう少し役にあった体の柔軟性はほしかったかと・・・

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LiveUpCapsules

DM

『めまい もしくはめのまよい』
作・演出:村田裕子
劇場:遊空間 がざびぃ
(4月9日観劇)

作品、空間、衣裳・・・etcを参考にしたい劇団。
劇団ハコビヤの峯崎・栗田・杉本・土屋が客演でお世話になり、
劇団ハコビヤ第4回公演『デパガブース』では舞台美術で大変お世話になりましたっ
毎回いろんな舞台の使い方をされてて、今回は真ん中をふすま(?)で区切った舞台。
見えない向こう側が気になるっ
でも、かえって想像が膨らんで、それが楽しい。
ライブアップさんの直接的、露骨ではないにじみ出る切なさが好きです

村田さんは古着好きなのかなぁ〜

帰りに村田さんにアドレスを聞かれる。
すんごく嬉しい事ありっ!!
・・・でもそれはまた後日vvv
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ラックシステム

チケット

『お願い』
作・演出:わかぎゑふ
劇場:ザ・スズナリ
(3月31日観劇)

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『お願いやから抱かせて』
という男達と、
『お願いされたらしゃあないなぁ』
という女達の
浪花の恋の物語。
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演劇集団CARAMELBOXの大森さんが客演されてました。
千秋楽という事もあって超満員っ
はわわ〜、みっこさんがたばこ吸ってるぅ
途中でみっこさんは死んでしまう役だったのですが、すんごく切なかった〜

二日前に当日券で観にいこうとしたら
「立ち見になります」
と言われて断念。
そのかわり、千秋楽の前売りを予約。
観れて良かった〜と思った芝居でした。
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イキウメ

チケット

『関数ドミノ』
作・演出:前川知大
劇場:サンモールスタジオ

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奇妙な交通事故が起きた。
一台の車がゆるい左カーブをスピードを落とさず曲がってきた。
運転手は信号の無い横断歩道に歩行者(森飼)を発見するが既に停止できる距離ではない。
しかし車は森飼の5cm手前で、まるで透明な壁に衝突するように大破した。
目撃者は3人
左門森魚、真壁、麦子。
この事件の担当になった保険調査員の横道は全く不可解な事故に手を焼き、
再度当事者目撃者を集め検証しようとするのだが、目撃者のうちの一人、
真壁がとっぴようしもないことを口にし始める。
「すべては森魚が原因なのだ」と。
どうやらその考えは「ドミノ幻想」というものに基づいているらしい。
あまりにも荒唐無稽な考えに横道を始め、関係する人たちは頭をひねるばかり。
しかし、
誰も信じなかったはずのその考えは
いつしか肯定せざるをえない状況を次々に引き起こしていくのだ。
その事態に気がついていないのは渦中の人、森魚だけだった・・・。
                         (参考:バックステージのあらすじより)
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出だしの演技がちょっと心配でした。
でも、どんどん話しに引き込まれていきました。
主役の「森魚」さん、素敵でした。
台本が面白かったですね。
う〜ん、主役さん以外の役者さんもよかったぁ
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保村大和プロデュース

チラシ

『ジョンとジョー』
作:アゴタ・クリストフ
演出:保村大和
(3月20日観劇)
二人芝居でした。
自分の公演が近いため、公演後の飲みには参加できず・・・;

とってもフレンチな雰囲気の芝居でした。
転換の工夫も素敵でした。
保村さんの『間』って好きです。
素敵です、表情とかもっv

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2005年03月10日

北区つかこうへい劇団

『平壌から来た女刑事〜熱海殺人事件〜』
作・演出:つかこうへい場所:紀伊国屋ホール

劇団土下座の公演タイトルが決まったあと、ファミマのインフォメーションで自分達の本番2週間前に本家本元で『熱海殺人事件』があると知った時はびっくりしました…
と言うわけで、これは見とかなくてはっ!と思い観に行ってみました。
前売りはすでに終了、当日券も早めに並んだ方が良いとのことなので、『TRUTH』終了後急いで紀伊国屋へ。
まだ公演中なので詳しくは書きませんが…
あたしは目の前で起こってることを「ほぉー」と受け入れてしまうせいか、面白かったです。
相方さん的には辛口な評価。
でもね相方さん、あのテンションは凄いと思うよ?
2時間あれでやるのは凄いっ!
よく声かれないなぁ〜と感心。
確かにカミカミはいけないけど…しかも大事なところでね
黒谷友香さん、綺麗でした。
石原良純さん、声(特に大声)を出す時にちょっと癖が…

小道具の処理の仕方に感心。
通路席で前から3列目ということで、圧倒されつつ…

posted by さち at 22:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

演劇集団CARAMELBOX

『TRUTH』
作:成井豊+真柴あずき
演出:成井豊
場所:池袋サンシャイン劇場

再演です。
ENBU卒業後、専門学校時代のメンバーとで一度やらせていただきました。
劇団名は『演劇売場・50%OFF』
その時あたしは演出&殺陣でした。
ずーっとビデオの初演しか観たことがなかったので、劇場で本物のセットを見た時は感動しました〜
まだまだ公演中なので詳しくは書きませんが、すごく自然な印象でした。
客演の川原さん(劇団ショーマ)、素敵でした☆
上川さんが『天保十二年のシェイクスピア』の三世次に見えたのはあたしだけでしょうか?
ああ、素敵な声っ!

『演劇売場・50%OFF』でやった時、一回しかない本番で主役の子が

俺の『TRUTH(トゥルース)』はそんな安っぽいものじゃないっ

と言うところを

俺の『すっつるーす』はそんな安っぽいものじゃないっ

と言いはなった。
ブースにいたあたしをはじめ、照明・音響の子も

今、何つった?

と突っ込む始末。
それは安いぞっ!
劇中、そのセリフがきた瞬間思い出しました。
懐かしいなぁ。
ビデオ、見返してみようかしら…
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演劇雑貨店

『深紅の海〜海に沈む、愚かな思い〜』
作・演出:井村容子
場所:劇場MOMO

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【裏切り】
人が、
何かをまっすぐに想うあまりに生じる行為や気持ちが
時としてそんなふうに呼ばれるのは
仕方のないことなのか。
それとも、許し難いことなのか。

とある時代の、
とある国に生きた者たちが抱いた、
愚かな想いの、ものがたり
        (チラシより)
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ENBUゼミ成井クラス3期生の劇団(あたしの先輩にあたります)。
あたしが制作で関わってる劇団ハコビヤの保坂麻里恵さんが客演してました。
時代物の作品の時はかならず立ち回りがあって、今回はパラレルな世界のお話しだったのですが、立ち回ってました。
ラストの1対1対1の対決、かっこよかった〜
ボストン・カレッジという劇団からの客演の北里さん。
ハコビヤでもお世話になった方で、ボストン・カレッジの公演も観させていただいたことがあるんですが、ボスカレ(略しちゃった)の時よりいいっ!
あたしの大好きな役者さん・中谷さんも相変わらず素敵にキレてましたv
この公演のあとも客演があるとか…
次も楽しみですっ!
袖…というか捌け口が狭いせいか、捌ける芝居が気になりました。
あと、シーンが移行するところ。
話が素敵なだけにおしいところが気になりました;
posted by さち at 19:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月08日

演劇集団6464

『HERO』

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最愛の恋人に逃げられ、復讐の鬼と化す戦闘員・貫一。
そして、レッドの元へと去った宮子の複雑な胸中は…

何が正義で何が悪か?

          (チラシより)
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作:桂小太郎
演出:黒川逸朗
場所:ウッディーシアター中目黒

玄舟塾で一緒の米倉祐一郎くんが出てる舞台です。
この芝居、ところどころでヒーロー対悪ものが戦う戦う。
彼の役は「戦闘員」。
仮面ライダーに出てくる「戦闘員」。
終始顔にマスク。

あたし:おっ、これは顔を見れないか?

と思っていたら…チラッとマスクを取るシーンがっ
安心しましたぁ

中身に関しては、最初の立ち回りには関心。
結構動けてました。
中盤、疲れてきたかな?
終盤、あれ?疲れてる…
手数が多いから仕方無い。
逆にそれだけ動けてたんだし(甘い?)
気になったのは途中と最後に出てきた歌。
演出家さんの経歴が某ミュージカル劇団出の方だから、好きで入れたのかな?
でも…見せられるものではなかったと思いました
見せられるものだったらいいんだけど…(ちょっと辛口?)
あと、舞台上にスモークマシーンがあったのが気になりました。
普通、袖とかにあって、しかも、下に置いてあるものなんじゃないかな…
スモークは上に上がっていってしまうので、上から出しても意味がなく…
しかも、役者さんと役者さんがマシーンを挟んで芝居をしてて、たまに噴出するスモークに間を阻まれるところがあったりして、やっぱり気になって


米倉くんの芝居を観るのはENBUゼミの卒公、玄舟塾の演武会の芝居に続いて3回目。
次はもう少し長く、芝居らしい芝居をしているところが観たいな〜

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2005年02月21日

Project R’s

チケット


『福田麗弥×いらっしゃい×Oily Face=バカ!
〜赤組!青組!!黄色組!!!新宿2丁目、男だらけの大運動会!?〜』
場所:新宿タイニィアリス

コントライブです。
昼の回に観たのは黄色組(Oily Face)は抜群におもしろかった!
「ボヘミアンラプソディー」というコントは凄かったです。
全員で口ぱくで歌を歌うのですが・・・
まず照明は黒。
一番前の出演者の顔が懐中電灯で下から照らされている。
曲に合わせて、三角体形に並んだ人たちの顔も浮かび上がる。
とっても息が合っていてすばらしかった!

夜は赤組・青組・黄色組の良いとこ取りコント集。
専門学校からの友達、折笠君のコントも観れて良かった。
でもね、相手役のこの間が独特なのがだいぶ気になったけど・・・
赤組の「PANICファミリー」もよかったです。
家族のコントなんですが、おかあさん役の福原龍彦さんがよかったぁ。
シアターナノグラムという劇団の方でした。

今回良かったのはなんと言ってもOily Faceさんでしたっ。
5月にコントライブがあるそうです。
ちょっとチェックしようかな・・・
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演劇制作体V−NET

チラシ・チケット


GK最強リーグ戦2005
場所:TACCS1179

演劇制作体V−NETの演劇イベント。
全4チーム各1時間のお芝居をし、お客さんに投票してもらい、
最優秀作品賞・演出賞・作家賞を決めるというものです。
あたしが観たのはBteamとCteamの作品でした。

Cteam『ヒーロータイツ』
作・演出:大谷秀一郎
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遊園地などで行なわれるヒーローショウを請け負うイベント会社のお話。

          大人が子供騙すのに
          ・・・手を抜いてんじゃねぇよ
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専門学校時代の先輩が2人、この作品にでていらっしゃいました。
作・演出の大谷先輩と、ユウ・アマノ先輩(やっぱり、本名って書いていけないんですかね?)。
大谷先輩らしいまっすぐで爽やかな話でした。
ユウ先輩のギャグなポジションは専門学校のときに観た自主公演以来。
卒業後は「王子様」なポジションをよくやられていたので、新鮮でした・・・
戦隊モノということでアクションがいくつかありました。
ん〜、移動しているときの構えている手が覇気を失っているところが気になって、気になって・・・
鷹山役の和方さん、お芝居の姿勢が結構好きでしたっ


Bteam『5141』
作・演出:井保三兎
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ほんの少し先の話。
核戦争で種は絶滅の危機に直面していた。

          バランス。
          増えたら減らす、減ったら増やす。
          そのバランスは、
          すべて人間にコントロールされる時代。
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V−NETの初期メンバーの人たちは元々21世紀FOXの卒業生の皆さん。
卒業公演で観た井保さんの『もういいかい、まあだだよ』で、
井保さんの書くものが好きになりました。
この作品には、劇団ハコビヤから荒井久美恵ちゃんが客演してました。

冒頭のシーンが印象的でした。

ペンギンとペンギンを飼育する人のお話。
久美恵ちゃんは水着姿になったりなんだり・・・お疲れ様です・・・
ホワイト役の野田あゆみさんと、南役の西川智宏さんが良かったです。
そして、改めて井保さんの書く話が好きだなぁと思いました。

・・・今回はだいぶ自分中心な感想で、いつもよりわかりにくいものになってしまいました・・・
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2005年02月07日

30−DELUX

チケット・キャスト表


『イエロー』
作・演出:毛利亘宏
場所:青山円形劇場
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国民的正義の味方・水戸黄門様の若かりし頃のお話。
青年水戸光圀は、世界中を漫遊していた!?
長い旅も終わりに近づいたモンゴルの地で、
トンでもない事件に巻き込まれる!!
「イエロー」とは一体?!
今日も光圀は平和を求めて世界の旅を続ける。

   やりたくないことに、理由なんていらない
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殺陣がすごかった!
ヌルハチ役の富永研司さんがかっこよかった!
少年社中の森大さん、着実に成長していかれているなぁ〜
ホンタイジ役の高木稟さん、最初出てきたときは
「なんだろ、この役者さん・・・」
って思ったけど、話が進むにつれその脱力キャラにはまっていきました。
ドルゴン役の我善導さん、面白かったです。
劇中、森さん・高木さん・我さんの3人のシーンがちょこちょこあるのですが、
掛け合いがおかしかったですね。
ある意味『戦い』でした。

久しぶりに観させていただいた佐藤仁志さんの舞台。
動きっぷりがすごかった〜!
高速的に迫ってくる剣を、次から次へと大きなアクションでかわしていく。
思わず身を乗り出して観ていました。

途中ハプニングがあって、ひやひやしてみてました。
それは・・・
舞台が円形で八方に出はけ口があるんですね。
そして、たしか一箇所をのぞいて出はけ口につづく通路が舞台に向かって下り坂になっていました。
弥七役の窪田さんが坂を下って舞台に上がろうとした瞬間、
「すとんっ」
と、窪田さんの身長が縮んだっ!
よく見ると、通路と舞台の境目でパンチがめくりあがっている!
粘着力がなくなってしまったんでしょうか・・・
次のシーンでも役者さんが同じところで滑っていました。
本当に立ち回りが多くて、しかも駆け込んでくる芝居が多い話なので心配しました。
うまかったのは高木稟さん。
森さんと我さんとのシーンで、
「どうせ踏むなら、ここ踏んで。」
と、三人でパンチを踏んで直しながら芝居を続けていました。
うまかったし、あの空間の一体感は面白かったなぁ。
・・・面白かったというのは不謹慎かな?けが人でたら大変な舞台だったから。

なんか、『お祭り』のような盛りだくさんな感じでした。

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2005年02月05日

PEOPLE PURPLE

パンフ・チケット


『ORANGE』
作・演出:宇田学
場所:北沢タウンホール
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火災、地震、水害、事故・・・さまざまな命の現場で、日々闘い続けている人々がいる。
消防官や救命士、そして「オレンジ」と呼ばれるレスキュー隊員。
10年前のあの日、6000人以上の命が失われた阪神・淡路大震災、
つい数ヶ月前の新潟・中越地震の時であっても、
ほとんどの人がブラウン管を通してしか彼らの闘いを見ていないはずだ。
命の火をひとつでも絶やさないようにと、
自らの命をかけて突き進む彼らの想いと、現実−
  「僕らにとって、唯一の『負け』や」
  「誰ひとり、救えなかった」
過去から、きれいごとでは語れない真実から、目をそらしてはならない。
そして、現在(いま)、彼らは何を想うのか。

あなたにも命の光がみえる―
                                    (チラシより)
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演劇集団キャラメルボックスの石原さんが客演されてました。
PEOPLE PURPLEさんは関西の劇団の方たちです。
今回で3回目の観劇。
熱く、爽やかな劇団さんです。
ただ、ひとつ気になるのはダンスシーン。
3回観させていただいて、3回とも
「ダンスシーン、いらないんじゃないかな?」
と思ってしまいます。

さて、今回は去年の夏に大阪で公演をし、大反響のあった作品。
うちの相方さんも大阪公演を観てて
「観たいなぁ」
と思っていた作品でした。
ここの劇団さんの好きなところは、気持ちが溢れてきたときの表情。
特に森下仁佐恵さんの表情が好きですね。
作・演出の宇田学さんも素敵でした。
客演の石原さんは、キャラメルボックスで見る役とは違った一面がありました。
クールな役でかっこ良かったです!
3月にやる舞台の参考になったのは、蓮森美どりさん。
濃かったなぁ〜

回想シーンで阪神・淡路大震災の時の救助の様子が描かれてます。
お芝居とわかってても辛かったなぁ。
希望とか無念とかいろいろ・・・うん・・・


今日初日で、明日がもう千秋楽なんですよね。
2日間しか公演されないのがもったいないですっ!!
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2005年01月31日

キャプテンチンパンジー

チラシ・パンフ・チケット


『ロミオとシラノとジュリエット』
作・演出:坪田直也
場所:中野ザ・ポケット
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詩人で剣の達人、シラノ・ド・ベルジュラック。
彼の悩みはその赤くて大きな長い鼻であった。
そんなシラノがこともあろうに国一番の美女、ジュリエットに恋をした。
恋敵は弱虫で馬鹿でまぬけで容姿だけがとりえのロミオ。
しかしロミオはシラノの唯一の親友。
どうする、シラノ・ド・ベルジュラック!
                          (チラシより)
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基本的には『ロミオとジュリエット』がベース、スパイスに『シラノ・ド・ベルジュラック』でした。
シェイクスピアの原作と違うところは・・・
ロミオの親友のマキューシオとベンヴォ−リオ
      →【キャプテンチンパンジー版】ロミオの兄とモンタギュー家の騎士
ロミオが最初に恋焦がれていたロザライン
      →【キャプテンチンパンジー版】隣国(ドーラ国)の使者で魔女でオカマ
ジュリエットのいとこのティボルト
      →【キャプテンチンパンジー版】ジュリエットの兄でロザラインに魔法をかけられ、
      ロザラインにメロメロ
ロミオの味方であるロレンス神父
      →【キャプテンチンパンジー版】隣国(オリゴン国)の司教で悪僧
                      ・・・という設定になっていました。
ロミオが単純で一途、ジュリエットが意外とじゃじゃ馬というところは今まで観た『ロミオとジュリエット』の中で一番良く表現されてて、あたしは好きでした。

作・演出の坪田さんは、劇団ハコビヤがシアターグリーンフェスティバルに参加させていただいたときに大変お世話になった方。
名刺をいただいて、もう1年以上経ってしまいました・・・
いやー、今まで観にいかなかったのがもったいなかった!
童話テイストが強くて、客層的にもお子様連れがちらほら見られましたが、
おもしろかったなぁ。
そして、劇団S.W.A.T!を観たときと同じくらい泣き痙攣寸前。
・・・頭がクラクラしましたね(泣きすぎて)。

個人的には↓
シラノ役のSUNDAVEさん・・・最後にお客様に一礼した瞬間の表情がたまらなく素敵でした。
ジュリエット役の岸本尚子さん・・・長身で身のこなしが軽やか、威厳とおしとやかさがしっかりでてました。
ロレンス役のチャーリー畠山さん・・・仏の顔をした悪僧。ひとつひとつの表現が見逃せませんでした。
ロザライン役の風堂隼人さん・・・かっこよかった!!

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2005年01月28日

福澤一座

チラシ・チケット


『Dr.TV 汐留テレビ緊急救命室』
作:福澤朗
演出:成井豊+福澤朗
場所:サンシャイン劇場

日本テレビの福澤アナウンサーが立ち上げた劇団の第2回公演。
この公演は、演劇集団キャラメルボックス全面バックアップのもと行なわれてます。
なので、キャラメルボックスの役者さんも4人出演されてました。

<生きた言葉>がテーマでした。
     誰に向かって
     何を伝えようとしているのか
     言葉は届いているのか
     気持ちは届いているのか
・・・役者にも言えることですよね・・・
対象がないと言葉はふわふわ彷徨ってしまいます。
稽古場でも
「あ、言葉が飛んでる」
なんてことがたまに。
共演者にちゃんと伝えなければ会話は成立しません。
そして、観に来てくださったお客様に伝えられなければ芝居になりません。
それは劇団の自己満足。
稽古場では演出が客席側で芝居を観ますが、役者の意識的には
「この演技どうですか?」
なんて不安な思いだったり,ほかの事だったり・・・etc
常に客席にいるお客様のことも考えないと、劇場入りして痛い目にあいます。

福澤さんの伝えるためのパワーはすごかった!
台本に伝えたいことが明確に出てたし、福澤さんのセリフのパワーもすごい。
どこかに所属している人が、所属先の悪いところ・いけないところを書く。
この場合、たいていネタのような流れか、いやみだけで終わっていくパターンが多い気がします。
でも、福澤さんの話にはあたたかさがありました。
・・・まだまだ公演中なので「あーだこーだ」と書きませんが、
森麻季さんが良かったです。
福澤さんと前田綾さんの掛け合いも面白かったです。
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2005年01月25日

スーパーフローティングスタジオ

チラシ・パンフ・チケット


『ことり〜所有と喪失に関する物語』
作:神蔵香芳
場所:神楽坂die pratze
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どこからきたのか、いつからいたのか、
わからない
気がついたらそこにいて、いつもいっしょだった
おねがい、そっとしといてよ
だって、きょう、
ことりがいなくなっちゃったんだもの
                 (チラシより)
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ENBUゼミ時代に授業を受けさせていただいた神蔵先生の公演で、
あたしが制作担当している『劇団ハコビヤ』の森本泉ちゃん(もりもっちゃん)も
出演しているダンス公演。
セリフもちょこっとありました。
ダンスというと色々ありますが、ここの公演はコンテンポラリーダンスでした。
テーマにそって思うがままに体を動かします。
たまに全員で同じ振りを踊ったりも・・・
ずっとシンで踊っていた人よかったな〜
毛糸を使って床に格子状に並べたり、体に巻きつけてみたり、絡んでみたり、
最後にはたくさんの毛糸玉が転がってきて・・・
照明が激しい色になったり、音楽が激しくなったりしてかっこいいのですが、
出演者が全員女性(5人)というのと使われている毛糸の素材のせいか、
どこかしら切なくあたたかいものでした。
一つだけ気になったのは、セリフの時の音楽が大きすぎて聞こえにくかったこと。
残念だったなぁ。

あ〜、久しぶりに踊りたいな〜。
でもコンテンポラリーダンスは、自分の体の柔らかさに任せて踊ると痛い目にあいます。
腰の弱いあたしは、次の日、必ず腰痛に悩まされてました・・・
腹筋を使いましょう・・・いや、その前に腹筋をつけましょう。

今回のダンスを見てて思った事がありました。
「表情も移動させないと表現できない」
スローに動くシーンがたくさんあって、体は表現できているのに表情があっていないところがちょこちょこ・・・
点から線を通って点へ移動されていない、点から点へ移動している感じ。
う〜ん、うまく言えないけど・・・シンで踊っていた人は出来てました。
だからかな?気づくとシンの人に目が行ってたの。
いかに表現するか。
そう考えると、やっぱり久しぶりに踊りたいなっ
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劇団S.W.A.T!

チラシ・パンフ


『SANADA ]T』
作・演出:四大海
場所:青山円形劇場
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慶長十九年、家康による大阪城包囲網はほぼ整いつつあった。
高野山麓九度山に幽閉されていた真田幸村は十人の勇士を従え、
亡き太閤秀吉の忘れ形見秀頼公を守るため大阪城に入城。
世に言う大阪冬の陣の幕開けであった・・・。
                    (チラシより抜粋)
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感動感動、泣き痙攣一歩手前でしたっ
円形劇場は舞台と客席が近くていいですね。
何回か足を運んでいるのですが、
今回一番後ろの席にもかかわらず迫力がありました。
幸村を含めて計11人が駆けるシーンがあったんですが、爽やかで、生き生きとしてて
「こうゆう芝居っていいなぁ〜」
なんて思って。
劇中は何度か鳥肌が立ちました(シーンが良くて)。
使われている曲がまたシーンによく合うっ。
そして、照明もかっこよかったぁ〜。
大満足な作品でした!


・・・本当は観たその日に観劇日記を打ったのですが、
文章が消えてしまったので興奮半減になってしまいました・・・
posted by さち at 01:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月22日

and Me presents

チラシ・チケット


『猪突するココロ』
原作:笹峯あい
作・演出:大見遥/笹峯あい
場所:スタジオAR
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その男の部屋に集まった女5人。
偶然にも何かしらつながりがあった女5人。
女が5人集まると、こんな話も恐ろしかったり
あんな話もせつなかったり、どんな話も楽しかったり。
それぞれの生き方と、愛し方。
                  (チラシより)
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専門学校時代の友人の舞台です。
女5人芝居。
女性らしい、あたたかい雰囲気でした。
作・演出の笹峯あいさんは、あたしが福島にいたとき・・・中学生か高校生のときか・・・
地元の駅ビルのイメージガールで、よくCMで見ていました。
今日の芝居を観るまでは
−どんな芝居をするんだろう−
と、ちょっとマイナス方向に考えていましたが実際観て、すごく雰囲気のある人でした!
つぶやくセリフが多い役だったのですが、心地よく耳に入るいい声でした。

あたしの友人は、約7年前にはじめて言葉を交わしたときに受けた印象そのままの役でした。
だからもうすぐ24歳になる子なのに20歳弱くらいに見えたり・・・
どんな舞台をやっても、どんなに役に悩んでも、
とても彼女らしい、まっすぐな芝居。
−いつか一人芝居をやらせたい−
あたしが専門で彼女の芝居を観てからずっと思っていること。
いい女優ですよ、彼女は。

最近はもっぱら制作担当なあたし。
舞台を観に行ってどうしても気にしてしまうのは、そこの制作さん。
劇場に着いて最初にお客様と接するのは制作さんで、劇団印象の受け方もかわってきます。
今回の制作さんは頼りなかったなぁ。
客席が満席に近くなったらどう対処するのがいいのか、
客出し・出演者との面会はどうするのか。
考えてなかった感がありました。
まっ、初日という事もあって仕方がないのかな・・・
あたしの仕事内容もまだまだ未熟なんで、人のこと言えませんね。


posted by さち at 02:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月17日

流山児☆事務所

『桜姫表裏大綺譚』
原作:鶴屋南北
脚本:佃典彦
演出:流山児祥
場所:ベニサン・ピット

エンターテイメント満載の作品でした。
風間水希さんと横須賀智美さんの体のキレは素晴らしいっ!
キャラメルボックスの大内さんが客演されてました。
美しいっ!
すみません、圧倒されてなんと書いていいか・・・

先日の観劇日記でふれたマナーについて、
20時10分、電源を切っていたはずの携帯がブルブル・・・
アラームで作動したみたい。
本当に失礼なことだったと反省しました。
★電源を切る前にアラームは確認しておきましょう★

posted by さち at 00:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月16日

演劇集団 神のみそ汁

チラシ・チケット・パンフ

『one side』
作・演出:原田直樹
場所:江古田ストアハウス
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チャットで知り合った7人の男女。
知り合って1年を記念して人里離れたペンションでオフ会を開催する。
外は大雨。
ペンションに、
雨の為車がスリップして溝にはまったので休ませてほしい
と言う男がやって来る。
男も交えてしばし楽しい時間が過ぎる・・・
 突然の停電。
 強い雨音。
浮かび上がるある少女の写真と「死して罪を償え」という声。
 いつの間にか存在したダンボール箱。
中から出てきたのはマンガ雑誌・ぬいぐるみ・ビニール袋に入った肉片・・・
この現象は一体何なのか?誰の仕業なのか?

『まるでゲームの世界みたいねっ』

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私の専門学校のときの先輩が客演されてました。
構成が面白い作品です。
役者さんも悪くありません。
ラストシーンの効果なんて
「え?!どういう仕組みなの!!」
というもので面白い!

ただ・・・観に来ていたお客さんの中に出演者の知り合いがいたのか、
バイオレンスなシーンで笑う人が一人。
気になって、気になって・・・芝居に集中できやしない!
その人が座っていたのは一番前の下手側。
私が座っていたのは4列後ろの上手側。
ここまで聞こえる笑い声って・・・
別にうけるのは個人の感覚の違いだからいいけど、
あなた一人で観ているんじゃないんですよ。
連れの方がいたようですが、注意していない様子。
「役者さん、やりにくいだろうなぁ」
と思っていた矢先、うまいタイミングに暴れていた役者さんが
「笑ってんじゃねぇよっ!」
と一喝。
劇場中の誰もが
「よく言ったっ!」
と心の中で拍手をしたはず。
★お芝居を観るときは、いくら知り合いの芝居でもマナーは守りましょう★

posted by さち at 03:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする